こんにちは!KIKI(キキ)です🍀
今回のテーマは『昔話・桃太郎を津軽弁にしてみた』です!
最近TVで青森県ご当地アイドル『りんご娘』さんたちが出演し、
放送の中で津軽弁で話していて、それが話題となっている津軽弁です!
ご存じでしたか?☺
津軽弁は青森県津軽地方(地図でいうと日本海側の地域)で
昔から話されている方言なのです。
TVで『りんご娘』さんたちが話す津軽弁は、愛らしく、
そして優しさが伝わってくるほど可愛らしいんです🎵
津軽弁で表す桃太郎、クスっと笑ってくれたら嬉しいです!笑
津軽弁って、例えば、『ね』『か』『け』の一文字だけで
会話が成立してしまうんです!笑
面倒くさがりなのか、何なのか…笑。
暗号のような感じもしますね!(『やま!』『かわ!』みたいに笑)
- 『ね』…無いという意味。「リモコンね⇒リモコン無いよ」
- 『か』…~あげるという意味。「お菓子、か!⇒お菓子あげる!」
- 『け』…食べろ!命令形。「飯、け!⇒ごはん食べなさい!」
![KIKI](https://i0.wp.com/kiki3131.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_4483.jpg?resize=150%2C150)
津軽弁に興味がある人や実際どんな発声しているのか気になる人必見!
津軽弁ってこんな感じだよ~!
津軽弁を普段から話す私(自称・津軽弁中級者)が、
昔話で有名な桃太郎を津軽弁で挑戦してみました!
自称津軽弁中級者の私が知る限り、頑張ってみました笑。
見でけれじゃ~(見てくださいね!)!!☺
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昔話・桃太郎(通常ver)
![](https://i0.wp.com/kiki3131.com/wp-content/uploads/2021/12/0cb637c1b9b3a5517dd7c10958632936-1024x538.png?resize=1024%2C538&ssl=1)
昔々ある所に、おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、川の上流から大きな桃が、
どんぶらこどんぶらこと流れてきました。
おばあさんはその大きな桃を担ぎ上げ、おうちへ帰りました。
芝刈りから帰ってきたおじいさんと一緒に、その大きな桃を包丁で割りました。
すると桃の中から元気な男の子が入っていたではありませんか。
おじいさんとおばあさんはその男の子を桃太郎と名付け、
大変かわいがり自分たちの子として育てました。
大きくなり力もうんと強くなった桃太郎は、人や畑を荒らす鬼を倒すべく、
鬼退治へ向かうことにしました。
おじいさんとおばあさんは、道中食べられるように
きびだんごをたくさん持たせてあげました。
鬼が島へ向かう途中、猿・犬・キジに出会い、お腹をすかせているというので
きびだんごを分け与えてあげました。
すると、三匹は代わりに旅の友をするといい、一緒に鬼ヶ島へ向かいました。
桃太郎と三匹は無事に鬼を退治することができ、たくさんの宝を手にすることができました。
おじいさんとおばあさんの住むうちへ帰り、宝を持ち帰り、幸せにくらしましたとさ。
おしまい。
昔話・桃太郎(津軽弁ver)
![](https://i0.wp.com/kiki3131.com/wp-content/uploads/2021/12/97b19c1b1ca69c548f6a5a7d173afce2-1024x538.png?resize=1024%2C538&ssl=1)
たげんだ昔(かなり昔に)、じさま(おじいさん)とばさま(おばあさん)が
いだんず(いたんだよ)。
じさま(おじいさん)は山さ芝刈りに、ばさま(おばあさん)は川さ洗濯に
行ったんだど(行ったんだって)。
ばさま(おばあさん)が川で洗濯すてらっきゃ(洗濯していたら)、
へげば(川を)でったらだ(大きな)桃が流れで来たんだど(流れてきたんだって)。
ばさまだっきゃ(おばあさんったら)、でったらだ桃ば(大きな桃を)、
家さおぶってかえったんだど(家までおんぶして帰ったんだって)。
芝刈りからかえったじさま(帰ったおいじいさん)と、
のれそれ桃ばぶたすけだんず(思いっきり桃を叩き割ったんだって)。
したっきゃあ(驚くことに)、でったらだ桃から(大きな桃から)
おどこわらす(男の子)がはいったったんず(入っていたの)。
じさまとばさまは(おじいさんとおばあさんは、そのおどこわらす(男の子)さ、
『桃太郎』ってなんづげで(名付けて)、のれそれめごいめごいと(とてもかわいいかわいいと)
育てだんず(育てたんだって)。
たげおがった桃太郎っきゃ(とても大きくなった桃太郎はね)、
ほがねのはだげやひとばかっちゃぐ(ほかの人の畑や人に危害を与える)
もっこっきゃばのしに行くんだど(鬼を退治しにいくんだって)。
じさまどばさまは(おじいさんとおばあさんは)、
桃太郎さのれそれ餅っこばこさえてやったんだど
(桃太郎にたくさんもきびだんごを作ってあげたんだって)。
して鬼ヶ島さいぐ途中に(そうして鬼ヶ島へ行く途中に)、
犬・猿・キジさ会って、腹減ってらはんで、餅っこあげだんず(きびだんごをあげたんだ)。
したっきゃあ(そうしたら)三匹っきゃ(三匹は)、
『わんどもつれでいってけ』(私たちも連れて行ってください)と
一緒に向かったんず(向かったの)。
桃太郎と三匹っきゃ(桃太郎と三匹は)、もっこばのして(鬼を倒して)、
のれそれ宝ばもらってかえっできたど(たくさんのお宝を貰って帰ってきたんだって)。
じさまどばさまど(おじいさんとおばあさんと)、
しあわせに暮らしたんだど(暮らしたんだってさ)。おしまい。
まとめ
津軽弁中級者の私の精一杯の津軽弁でした。(;’∀’)未熟です…笑。
表現の難易度でいうと、まだまだ初級編と地元民には言われちゃいそうです笑
でも津軽弁って面白いんだよって事が伝われば嬉しいです!
津軽弁はフランス語と似ているらしいので、ぜひ津軽弁を聞いてみてくださいね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
見でけでどうもなあー!(見てくれてありがとうね)へばねー🎵
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