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【2型糖尿病】症状と今後付き合っていく術とは【まとめ】

からだ
この記事は約13分で読めます。



ドクター
ドクター

あなたを『糖尿病』と診断します。

友人
友人

え?!一体何が原因だったんだろ…!?



皆さんこんにちは!KIKI(キキ)です🍀




実は最近、私の古くからの友人(20代後半)が健康診断で
『2型糖尿病』と突然前触れもなく診断されました。





突然ですが、あなたはこう思っていませんか…?




『私はまだ20代だし、運動もしてるし、

お菓子もそんなに食べない!

ましてや太ってないし!』




本当に大丈夫ですか…?





糖尿病って尿から甘いにおいがするとか足が腐るのが症状なんでしょうって思ってました。



私も友人も楽観視していました。

そんな症状なんて普段ないし、日常生活でそんなに変化も感じられなかったんです。


友人は飲酒もしないし、運動量の多い職業だし、太っておらず寧ろ標準体型でした。
ご家族の中にも糖尿病のかたはいませんでした。




それで友人を診た医師の話によると、『2型糖尿病』(以下、糖尿病)とは
日本人がとてもなりやすい血管の病気らしく、友人本人も何が原因で糖尿病になったのか分からなかったそうなんです!



本人曰く、考えられるのは食生活の乱れだったんじゃないかな…?と言っていました。



因みに、私の祖母・母(恐らく遺伝)も昔から糖尿病で
月に一度のペースで通院・治療を行っています。






そこで、今回のテーマは『糖尿病』についての総まとめです。



(注意:担当医や看護師、栄養士からあった指導をもとに記事をまとめています!)


初期症状やなり方、低血糖になった時の対処法などこの記事では、
『糖尿病の恐さや日常生活で注意すべき点』などを書いています!



この記事は、普段健康に気を使っているけど不安な方や家族に糖尿病の方がいる方、
もしもの時の為に学習しておきたい方などにおすすめです!



体型に限らず、不摂生な生活をしていたり、
ご家族に糖尿病歴がある方がいる方など必読ですよ。


ではでは行ってみよー!🌺

糖尿病の恐さ!治療する大前提

担当医
担当医

最悪の場合、足の切断や失明

週に3日・1回4時間の透析を受けなければならなくなります



もしあなたが糖尿病になったとします。痛みや何か見える変化は何もありません。



自分自身で『病気である』という自覚は全くないと思います。



しかしその内に段々と、足がピリピリと痺れたり、夜中に足がつったりします




糖尿病は癌や心筋梗塞と違い、『糖尿病』で死に至ることはありませんが、
『糖尿病』には合併症が起こります。


その合併症が重症になると、他人の助けなしでは生活出来なくなってしまいます


合併症の中には自覚症状もあり、睡眠が妨げられることもあります。


担当医からの指導で、糖尿病の合併症の進展は、
不自由な日常生活を送る羽目になってしまうんだそうです。


失明・透析・足の切断など、決して稀なことではないのだとか。


因みに、医師の診断を受けた後『糖尿病』と診断されたら、『指導入院』を勧められます。

1週間~2週間の入院で、内容は尿検査や痛覚検査など何種類かの検査と
医師・看護師・栄養士による細かな指導があります。

入院費の平均は10万~15万円だそうです。結構掛かりますので、注意が必要です。


私の友人の場合ですと、1週間の入院で約10万円だったそうです。


糖尿病とはどんな病気?




担当医から指導があり、糖尿病は、生まれつきの体質・個人の生活習慣の悪い面が
重なって生じる病なのだそうです。


もっと具体的に言いますと、生まれつきの体質と節制のない生活を長期間送ることによって
ホルモンの働き(効き目)が悪くなってしまい、発症する血管の病気なのだそうです。


糖尿病は治療しないでおくとどんどん進行してしまいます。


治療することによって、糖尿病の進行スピードを遅らせることができるのだそうです。


そこで覚えてほしい点があります。



担当医の話によると、糖尿病と関係のあるホルモン『インスリン』についてです。


インスリンというホルモンの働き(効き目)不足によって長期間、
血糖が高い状態(血液中のブドウ糖の濃度が高い状態)が維持され糖尿病になってしまうのだそう。


インスリンは膵臓(すいぞう)から出るホルモンであり、インスリンが作用する事で血糖値が下がります。ホルモンが出ることを分泌されるといい、『膵臓からインスリンが分泌される』というように言います。



血糖の単位はmg/dl(ミリグラムパーデシリットル)と言います。

糖尿病治療の3本柱



担当医・看護師・栄養士それぞれから指導があり、効果的な治療法として教えていただきました。
それぞれご紹介いたします!


①食事療法…1日に食べる量を決めます。体重や運動量などに左右されますが、20代女性の友人は1日1,600kcalが目標となります。詳しくは栄養士の先生から具体的にどのようなものを食べるのか指導を受けると良いです。

担当看護師
担当看護師

注意!

①3食きちんと食べる事!2食にしない。

②極端に糖質を減らしすぎない事!

⓷おやつを食べない(間食しない)事!

④ジュースやコーラ、砂糖入り缶コーヒーを飲まない(微糖もダメ



飲んでよいものは、『水』・『お茶』・『ブラックコーヒー』です

最近では味付きの水も売られていますが、水は味のないものを選びましょう。

ほかに、0kcalの飲み物もありますが、それらは制限しませんが、おすすめもしません。


②運動療法必ず自身の足に合う運動靴で運動を行いましょう。革靴やサンダルでは決してしないでください。靴擦れを起こす可能性があります。スクワットやラジオ体操、ジョギングやつま先立ちなど簡単な運動も含めて、出来そうなものを行います。


運動療法の目標として、『1日160~240kcal消費する運動を少なくとも1週間に3日以上』です。


私も運動不足解消として行っていますが、継続が一番キツイかもです(´;ω;`)


一緒に頑張りましょう!


担当看護師
担当看護師

30分歩く⇒96kcal

10分スクワット⇒8秒キープを1分間で3回10kcal

ドライブ(運転)→30分で64kcal

釣り(立ったまま)→110kcal

30分ペットと遊ぶ⇒90kcal

などなど!日常生活の中で結構運動になるよ!



忙しくて運動が続けられない…そんな時は、運動時間の細分化でも効果があります


看護師さんから教わった方法は、1日の行動を振り返り、どこかに
『すきま時間』『ながら運動』をできる時間がないか探してみましょう🌸

まとまった運動時間が取れなくても、運動の合計が目標値に届いていれば
同じような効果が期待できるそうです!

短い時間でも運動したらスマホに記録したり、カレンダーなどに記載しておくと便利ですし、
モチベーションアップにも繋がりますよね!

あとは生活の中に自然に取り入れられるようになるとベストです!



⓷薬物療法…薬による治療のことで、飲み薬と注射薬があります。

飲み薬には膵臓(すいぞう)からインスリン(ホルモン)を分泌させる薬とインスリンの効き目をよくする薬があり、医師は患者さんに合わせて処方します。


注射にはインスリンと、膵臓からインスリンを分泌させる注射があります。



最近での糖尿病治療では、血糖値が300近くある患者さんには最初からインスリンが処方されることが多くなってきています。

糖尿病の合併症・代表3選


こちらは担当看護師による指導で、大切な話ということで何度も復習するように指示がありました。

皆さんも一緒に学んでいきましょう!

細い血管の障害


し:神経障害…3大合併症の中で一番早く現れます。
手足の痺れや痛み・感覚マヒ・立ち眩み・下痢・便秘・胃もたれなど全身にいろんな症状が出ます。


め:網膜症…眼にはたくさんに血管があって、血糖が高い状態が続くと血管がもろくなったり出血したりします。
自分ではわからないまま進行して最終的には失明することもあります。


じ:腎症…腎臓にある糸球体が高血糖状態が長く続くことにより血管に障害が起きます。
腎不全になると最終的には透析治療が必要になることもあります。
週に3日・1回4時間程度の通院が一生に渡り必要となります。



太い血管の障害


え:壊疽…足先に感覚がなく、傷ついたのに気付かずにいて段々と壊死してしまいます。
日頃より足先に傷がないか確認が必要です。進行がひどいと、切断となります。


の:脳梗塞…脳の血管が突然詰まって、血流が途絶えて脳の細胞が死んでしまう病気です。
前兆症状としましては、運動障害(体の左右どちらか片側に力が入らない・食事中に橋や茶わんの落とす・歩いているときに傾くなど)や感覚障害(体の左右どちらが片側の手などが痺れる・感覚が鈍くなる)、視覚障害(モノが二重に見える・視野が狭くなる)や言語障害(言葉が上手く発声できない・呂律が回らない)やバランスの障害(ふらつく・めまいがするなど)です。注意が必要です。


き:狭心症・心筋梗塞狭心症の最も恐い症状の一つ『急に前胸部が締め付けられるように激しい痛み』が起きます。
前胸部、みぞおち、心臓の前やその奥に感じられるそうです。
心筋梗塞は、心臓が動くための酸素を送る血管である冠動脈の動脈硬化が進行して、沈着していたプラークの塊が破裂することで冠動脈が完全に閉塞した状態のことを言うそうです。
どちらも恐い症状が伴い、日頃より注意が必要ですね。





歯周病は歯垢(プラーク)が原因となって、歯を支える土台の部分が炎症を起こす病気です。

糖尿病がある人は、唾液の分泌が少なくて歯垢が付きやすくなるとされています。

また、糖尿病がない人に比べて、歯周病に2~3倍かかりやすいとも言われています。

歯周病の治療を行うことで糖尿病が改善されると言われているので、
より良い血糖コントロールのためにも歯周病治療が大切です。

1日3回の食後の歯磨きと定期的な歯科受診を心がけましょう🌸

血糖値のみかた(正常範囲)



担当看護師からの指導で、血糖値のみかたを教えていただきました!参考にしてくださいね!


血糖値(目標)

採血検査で調べてもらえるので、要チェックですね!
年に一回と言わず、定期検診して確認するのがおすすめです🌸


私も、次回から気を付けてチェックしたいと思います!


低血糖になったら…?



もしも低血糖になったら、具体的にどんな風に対処するべきか?


そこで担当看護師から具体的にご指導いただきました!


自分自身でもそうですが、友人や街中でもし困っている人と遭遇した時、
このように手助けできる方法があります!


以下、詳しく紹介いたします。



低血糖とは、血糖値が70mg/dlよりも血糖値が低くなった状態のことを言います

『は・ひ・ふ・へ・ほ』で覚えておくといざという時役に立ちます!

私も勉強していて完璧覚えました!

担当看護師から、低血糖になり放っておくと最悪しに至るということも指導ありました。


知らず知らずのうちにだんだんと悪化してしまうので、細心の注意が必要とのことです!


担当看護師
担当看護師

70mg/dl⇒空腹感・あくび・悪心

50mg/dl⇒無気力・倦怠感

40mg/dl⇒冷汗・動悸・顔面蒼白

30mg/dl⇒意識消失・異常行動

20mg/dl⇒けいれん・昏睡





低血糖が起こりやすい時…

  • 血糖を下げる薬やインスリンを使っている人に起こることがある。
  • 食事を摂らずにアルコールを多量飲酒したとき。
  • 食事の間隔を開けすぎたとき。
  • 食事量が少なかったとき。
  • いつもより体を動かしすぎたとき。
  • 飲み薬やインスリンの量を間違えたとき。
  • インスリンを打った後に運動したとき。
  • 入浴しているとき(空腹時の入浴は避けましょう)。




低血糖になった時、どうしたらよいのか

①低血糖になったけど、あと少しで食事!もしすぐに食事が摂れるなら摂る
症状が強い時は『ブドウ糖』を摂取してから食事を摂る。
糖質になる炭水化物(ご飯・パンなど)から食べましょう!

②低血糖になったけど、食事まで1時間以上ある『ブドウ糖20g』を摂取しよう
30分は横になり暖かくして安静にしておきましょう。

⓷低血糖の時、インスリンや薬はどうしたらよい?対処ができていれば普段通り注射・内服してください。
2~3回低血糖が続くようなら、すぐに病院を受診してくださいね!




栄養士から食事の際に気を付ける(改善する)アドバイスを頂きました☺


担当看護師
担当看護師

食事するときに心がけることは…

①野菜⇒主食⇒副食の順番で食べる事

 そうすれば血糖の上昇を緩やかにしてくれます。

②食事はよく噛んで・ゆっくり時間をかける

 目安としては20分かけて食べましょう!




低血糖は初期のうちに本人が気づいて対処することが大切ですが、
自身で対処できないことがあります。

そのような時はご家族の協力が必要となります。

低血糖症状と対処方法についてよく理解し、適切な対処方法をとってあげてくださいね。

私も祖母と母が糖尿病なので、記事を書いていてとても勉強になります。

もしもの時の為に、勉強するって本当にいざという時に行動できるかどうかに繋がってきますね!





担当看護師から耳寄りな情報をお聞きしました!



もしも低血糖になったら、薬局で無料でもらえるブドウ糖を摂取しましょう!

1回20g食べて、30分くらい安静にしましょう!

因みにオロナミンC1本飲むと同等です!

超便利ですね!飲みすぎには注意が必要です。




もしブドウ糖もオロナミンCもない場合は、

甘いジュース(コーラ・ファンタ160mlやオレンジジュース・リンゴジュース)でも代用できるそうです。


こちらも飲みすぎないように注意が必要です。


自動車を運転する人必読!注意点



ここは、自動車を運転する方にぜひ読んでほしいです所です。


私も普段の生活の中で車の運転は必要不可欠で、
担当看護師から運転時は低血糖に注意だよと教えていただきました!


詳しくご紹介します!



運転中にも運動するようにカロリー消費していて意外と集中力を使います。


頭を使う作業中に気を付けてほしいのが低血糖になったらどうするのか?
以下の点に注意していただけると良いかもしれません🌺


  • 運転直前に自己血糖測定を行い、糖分補給を行うことで低血糖予防になります
  • 低血糖になりやすい時間帯(食前や空腹時)にひとりで運転するのは控えましょう
  • 長時間運転では、休憩を取り自己血糖測定を行いましょう
  • もし運転中に低血糖になったら、速やかに安全な場所で停止し糖分補給をしましょう
  • 運転を再開するときは、血糖値が上がったことを確認してからにしましょう
  • 車内には必ず、ブドウ糖や缶ジュースを常備しておきましょう

旅行に行くときの注意点(災害時)



以下の国内・海外旅行の際の注意点は、こちらも担当看護師からのご指導がありました。



とても参考になりましたので、紹介いたします!



国内旅行の場合は…

  • 糖尿病連携手帳を持参しましょう
  • 運動量が増えて低血糖になることがあるので、補食やブドウ糖を準備しましょう
  • 内服薬・インスリンは旅行日数より多めに持っていきましょう
  • インスリンは旅行中、常温保存し、夏季の車内への放置は厳禁です
  • 使用したインスリン注射の針は旅行先では捨てずにペットボトルなどに入れて持ち帰りましょう
  • フットケアのためにも、履きなれた靴を履きましょう






海外旅行の場合は…

  • インスリンポンプは手荷物X線検査やボディーケースキャナー検査に通すことができないので、検査時にははずして係員に渡して下さい
  • インスリンや血糖自己測定器は2つに分けて、別々に保管してください
  • トランクを預けると、飛行機の貨物の場所はかなり寒いので、凍結の危険性とトランクの紛失の可能性があるため、手荷物として機内に持ち込みましょう



災害はいつやってくるかわかりません。日頃より備えが必要です🌸


お薬手帳に薬の情報は書かれていますが、いざとなると持ち出せない場合もあるので
処方されているお薬が分かるようにスマホや携帯電話などで写真に撮っておくのも重要とご指導いただきました!


皆さんもすぐに実行しましょうね☺

まとめ

今回のテーマは糖尿病に関する総まとめ記事でした!


友人が糖尿病と診断され、『教育入院』中に担当医・看護師・栄養士から学んだことを
記事にまとめました。


実際に病院から提供された資料を基にわかりやすくまとめられたかなと思います。


ここまで読んでくださりありがとうございました🌺


(長かったですよね!本当にありがとう!)


  • 日常の習慣によって糖尿病になる可能性が高まる(生まれつきの体質もある)
  • 糖尿病は血管の病気で様々な合併症がある
  • 合併症にならないために糖尿病を早期から治療が必要
  • 低血糖になった時は『ブドウ糖』を摂取しよう!(薬局で無料で貰えるよ)
  • 旅行や災害時のために、多めに持っておくこと




糖尿病は一度かかってしまうと死ぬまで一生付き合っていく病気だと
母の主治医が言っていたそうで、一度なってしまうと、ずっと付き合うものなんだそうです。


ご自身だけでなく、いざという時の為に友人や家族にも協力を仰ぐのも大切です。


自分自身を大切に、今後も楽しく元気に過ごせますように、真剣に取り組みましょう!🌺



ではでは!へばねー🎵

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