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【フェレット】ペットショップで一目惚れ!強引に家族になりました【体験談】

どうぶつ
この記事は約11分で読めます。

フェレットについて実際飼っている人から話を聞いてみたい!

フェレットって嚙んだりする?大人しい?鳴かない?

体臭とかウンチとか匂いキツそうで飼うの迷ってる・・・。

この記事ではこんなことが分かります!
  1. 実際にフェレットを飼っていた私が感じたこと
  2. 飼う時に気を付けなければならないこと
  3. 病気にももちろんかかったりすること
  4. 最期まで看取ってあげてほしいこと


今回は我が家でフェレットを飼っていた時の体験談をまとめました。



見たことのなかった動物に、
あなたは一目惚れしたこと…ありますか??








①フェレットに一目惚れした編




私KIKIが高校を卒業してすぐの頃、
母と二人で普段はあまり行かない遠くのホームセンターへ買い物に行きました。


特に見るものもなかった私はフラ~ッと併設するペットショップへ。


パパパッと一通り見終わって、一番下の段に目をやりました。




『なんだこのカワイイ生き物は・・・?!』






胴長短足でふわふわしててちっちゃな丸い耳に鋭い爪…。

私は彼(フェレット)に一目惚れをしてしまいました。



約4万円のフェレット・・・どうしても飼いたい・・・。




母と合流して、

KIKI
KIKI

ちょっと!お金絶対返すから、
この子(フェレット)飼っていい?!!

母上
母上

えー!(怒)
どうすんの?
きちんと面倒見る?!

KIKI
KIKI

分かってる!
お願い!頼む!

分かった分かった…
(頑固だから言っても無駄…)


ほぼ強引に母からお金を巻き上げ(誤解を招くw)、
一目惚れしたフェレットを購入することができました。
※後日きちんと母にお金を返しました。




すると店員さんから、ケージが必要ですよと教えられました。

我が家ではケージを必要とする生き物は飼ったことがなかったので、
ケージも一緒に購入しますと伝えました。




すると、『古いデザインで埃被ってますが、安くするのでコチラどうですか?』と。

KIKI
KIKI

古いデザイン?関係ない♪
埃被ってる?洗えばいいじゃなあ~い♪
安くなるの?異議なしの激安価格で最高~♪




即決で大き目のケージ(KIKILOG内で何度か登場済み)も購入。

その他ご飯と器、ハンモック(※)も購入しました。




購入時は、ペットショップの方から渡された、
粗目の小さなケージに彼は入っていて落ち着かない様子でした。



暴れるわけではありませんが、不安に思っているみたいでした。

『大丈夫だよ、新しいお家に行くんだよ』と、
優しく彼に話しかけながら自宅へ急いで帰りました。



帰宅したのちすぐにケージを組み立てて、色々準備!

店員さんに教えてもらった、
フェレットはハンモック(※)の上を寝床にするそうなんです。



四角のハンモックで四隅に引っ掛ける金具がついていて、
ケージの枠に高さを調節しながらセッティング完了!

高さは、低すぎても高すぎても、ご飯やトイレの時に
降りられない・ウンチがついてしまうのを避けるためです。






当時の事を今現在の母に尋ねると・・・

母上
母上

この時はよく知らない生き物、
本当に私自身愛せるか不安だったよ。

KIKI
KIKI

そうかな?
めっちゃカワイイと思ったんだけど!

母上
母上

飼ってみて今だからいうけどさ。
一緒に住む動物って見た目だけじゃないんだよね。

KIKI
KIKI

というと?

母上
母上

もしあなたがワニ飼うってしても
一緒に生活していくとなれば、
ワニだってカワイイって愛情になるかも!
※(我が家は爬虫類は大の苦手)


KIKI
KIKI

珍獣・猛獣に見えていたのか笑

確かに愛情はだんだんと芽生えたね!



と、最初はおっかなビックリでフェレットに接していたみたいです笑。





②飼育して気づいたこと編


フェレットは肉食動物で家畜化した一種で、
爪も鋭く歯もしっかりとした歯が揃って生えています。



最初苦労したのが、噛み癖ですね。

これは人間を噛むのではなく、タオルやおもちゃのボールですね。



遊んでるだけだと思われるかもしれませんが、
実は危険な事だったんだと後々気づかされたんです。



タオルやおもちゃのボール(ゴム製)は、
嚙み切った後にフェレットが誤飲してしまう恐れが非常に高いのです。

誤飲したものは消化器官内ではもちろん消化されず、
様々な病気のリスクが高まり、非常に危険な状態になります。

放っておくと最悪死に至ります。






噛み癖を直すのにどうしたら良いか?
当時はネット情報で見かけたある方法を試しました。

  • お鼻を指ではじいて痛みでしつけをする
  • 口の中に指を入れて『オエッ』とさせる

この二種類が、どこのフェレット記事には書いてありました。

可哀そうすぎないかと内心思って、実行しました。





ただただ可哀そうなだけ。






やって後悔しました。

人懐っこいはずのフェレットが私を避けるようになりました。

痛いことは何もしない母の傍にばかり行きたがります。


この情報は嘘だと確信し、その日から一切やらなくなりました。



フェレットは賢い動物で、
駄目だよと言葉だけできちんと理解します。

誠心誠意、飼い主の言葉と態度できちんと躾ができます。





本当に悪いことをしたなあと涙が出ました。






③トイレを覚えさせるには?編



フェレットはとても賢く、自分で特定の場所に排泄をします。

ケージで飼っていた時には、きちんとケージ内の場所に自ずと排泄をしました。





全く私たちは教えていません。すごいですよね。

きちんとご飯の器から放して、対角線上の隅っこで用を足します。





排泄する際の様子としては、
ケージの隅にお尻を向けて角にフィットさせながらしていました。





排泄量は、小動物としては量が多いと感じました。

小さい体ですが、食べたら食べた分排泄されるといった具合です。

匂いに関しては、食べたフードの匂いが強く出ていました。
総じて言うと『獣臭い』感じは否めません。







同じ部屋に洗濯物を干すと、自分はニオイに気づかず、
久しく会った人に『獣臭い』と思われた経験がありました💦

別の部屋で洗濯物を干すことをおすすめします。






④お散歩は専用リードをつけて編

フェレットは元々小動物の狩猟を行っていた祖先を家畜化した生き物です。

獲物を捕らえるために外で活動をしていました。

お散歩は本来であれば必要ありませんが、我が家はお散歩させました。





100円均一でもペットショップでも、
フェレット専用のハーネスとリードが販売されていました。

道着のように背中に着せて、背中からリードが繋がっている感じです。






我が家では、天気の良い日に近くの公園でお散歩しました。

自然いっぱいで人が少ない公園でしたので、のんびりとお散歩しましたね。





我が家の子は、お散歩が怖いみたいで、
少し歩いてはしばらく休憩、少し歩いてはしばらく休憩・・・笑。

外にはカラスなどの天敵もいるので、10分くらいで帰宅していました。






リードは絶対に手放してはいけませんよ!

天敵はもちろん、モグラの掘った穴に入ってしまうかもしれません。

きちんと目を離さないように、お散歩しましょう。





⑤病気にかかってしまった編


我が家のフェレットは、結果を先に言うと脳腫瘍で亡くなりました。




気付いたきっかけは、ケージ内でハンモックからよく落ちるようになったからです。

きっとご飯を食べたい・おトイレしたい・・・そんな時だったと思います。






最初は遊んでいて変わった方法で降りてきていると思い込んでいました。






しかし数週間続き、母が異変に気付きました。


耳の穴から膿が溢れ出ていて、凝固していたのです。

すぐに青森市のフェレットも見てくれる大きな動物病院へ。






『脳腫瘍ができています』







ハンモックから落ちていたのは、脳腫瘍でバランス感覚がおかしくなっていたからです。

すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。



専用のスポイトと、溶かしてあげるお薬が処方されました。

その日からすぐにお薬をきちんと飲ませました。




しかし日に日に、目に見えて悪化していくフェレット。

『頭に違和感がある』のは彼自身にとって本当に痛くて辛いこと。




毛布などに頭をうずめ、固定している仕草が目立ちます。




だんだんと口も思うように開かず、液体化した薬すら飲めず。





冬の寒い早朝、冷たくなった彼を私が見つけ、
母に報告し、母は彼をそっと抱きしめ、



『今まで頑張ったね、偉かったよ、ありがとう・・・』



二人で涙を流し、40分かけて祖父母の家の庭に、
綺麗な毛布に包んで埋めました。

一緒に可愛らしいお花もそこに埋めました。



この花が咲き続け、彼が天国へ行っても寂しがらないように。







一緒に暮らした5年間は、彼のおかげで充実した毎日でした。

病気になったらあっという間。

私たちが出来たことって少なかったかもしれない。

最善であったか?もっと何かしてあげられたんじゃないか?



後悔ばかりでした。







私にとって、初めての生き物の死でした。

初めて見た愛するフェレットの死。

正直、仕事もままならず、ずっと悲しい気持ちで落ち込んでいました。



しかし、彼がくれた幸福な時間はかけがえのないもの。

我が家の家族になってくれて本当にありがとう!



天国で楽しく過ごしていると思います。






まとめ

我が家のフェレットは5歳まで生きてくれました。

平均的な寿命よりも短命だったかもしれません。

しかし私が一目惚れして、縁があって家族になりました。



・フェレットは賢い動物で、きちんと躾すればきちんと覚える
・体臭はそれほどではないが、排泄物は少しキツイニオイ。
 洗濯物は別室の方が賢明。
・病気になり亡くなった。


以上が今回ご紹介した、
実際にフェレットを飼ってみての私の体験談でした。



手探りで飼い始めて、フェレットのことを知っていって、
彼からは多くのことを学びました。

楽しい時間をありがとう☺✨




ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。


へばびょん🎵




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